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石山離宮 五足のくつ

遂に、あこがれの宿「五足のくつ」に来ました。急な坂を上がり、案内表示に従って左折すると駐車場、宿の人が待っています。駐車場奥に門、門をくぐり坂道石段を上がり切ると、右の方には道が延び、Villa−Bが拡がっています。その下は食事処の邪宗門です。門からの突き当たりの左には橋があり、わたって左手にかすかに建物が見えます。ヴィッラコレジオという名前で、レセプション・バー・ライブラリーがあります。

我々は、Villa−B−1、メゾネットタイプに泊まりました。門からの突き当たり付近の、細い不規則な階段を上ります。玄関のドア、下が擦れてギーと嫌な音がします。入った正面に立派なリビング、ですが、あまり使い道がありません。左に行くと、洗面所、内風呂、露天風呂、トイレ、一階はこれだけです。二階には、リビングと寝室。この配置で困るのは、リビングのある二階にトイレがないことです。露天風呂は、大人2〜3人がはいれると書いてありましたが、二人がギリギリでしょうか。緑に囲まれた、という形容は確かにそうですが、解放感はありません。朝はトンボが飛んでいましが、夜はアブがブンブン、まあそんなに気にはなりませんでしたが。

朝食は「邪宗門」でした。
まず、ミルクかオレンジジュースが出てきます。
昨晩時間を指定したのですが、それから暫く待ちました。
出てきた料理は、至極シンプルでノーマルでした。
私、実は、このような料理が大好きです。

夕食は、何故か、Villa−C の「天正」へ。
車で送り迎えをしてくれました。運転する人は慣れていて、狭い急な坂をかなりのスピードで走りました。普通では曲がれないカーブがあるので、ロータリーが作ってありました。当然ながら、「邪宗門」よりワンランク上という雰囲気です。景色も良く、下の写真が窓から見えた風景です。水平線に沈む(はずの)夕日は繁みの蔭です。季節が違ったら見えるのかもしれません。今回は、きれいな夕陽を見ることができませんでした。

左の写真、出発前にB-1のバルコニーから撮りました。
空と海の、微妙に色彩の違う青、「邪宗門」のカラフルな屋根瓦、木々の緑、
素晴らしい景色でした。


「五足のくつ」、物凄く期待して行きました。期待しすぎたのでしょう。

こんなに遠くまで来た、高い料金(私にとっては)を払っている、という俗物根性もあるでしょう。

そんなにたくさん温泉宿に行ったわけではありませんが、コストパフォーマンスという点では、よくありません。
というか、悪い方に入ります。

Villa−C に泊まってみたい、という気はまだあります、が、料金が・・・・・

上の写真、「邪宗門」入口の上を撮ったもの。上の方に載せている、コレジオの写真にも、入口のドアの上に注連飾りがあります。

天草では、年末につけた注連飾りを、次の年末に替えるまで、ずっと飾っておく風習があるとのこと。宿の人に聞きました。歳神様を迎えるための注連飾り、一年中お客様をお迎えするためにつけているのだそうです。本当かどうかは分かりません。俗には、キリシタンではないということを示すため、という説がありますが、これも真偽のほどは不明のようです。

連れたちは Villa-A-6 に宿泊。
Villa-A へは、コレジオの奥のドアから行きます。右の写真のドアから出てくると、通路があり、左側の最初の部屋です。下の写真が玄関、奥にちょっと見えているのが寝室。玄関をはいった正面が洗面所、内風呂、露天風呂、トイレ。左の方に、リビング。覗いただけなのでよくは分かりませんが、メゾネットよりは使い勝手は良さそうでした。

料理は右の「御献立」にあるような懐石です。アジアの中の天草、old天草、new天草、をコンセプトにした宿で京懐石、廊下からは賛美歌の響き、アンバランスな感じが否めません。無理矢理、天草に関係するものを結び付けたような印象です。料理は美味しく頂きました、特に、東支那海の恵〈刺身〉とたっぷり野菜ののった地魚焼出汁。しかし、これだけ全部が出てくるのに二時間以上かかりました。お酒を飲まない女性には長過ぎです。

到着時、ライブラリーでシャーベットを頂きました。超美味。
さらに、部屋では、よもぎ餅。
この取り合わせは?

ここまで来て、そして、この後も感じたのは、これまで色々なところで見た写真に比べて、植物が凄く成長しているということです。自然な感じも大切でしょうが、手を入れる必要があるのではないでしょうか。